それから数日後、その風船が約250km離れた山梨県まで飛び、ひまわりの種を拾ってくださった方がいらっしゃいます。
その方から以下のメッセージが届いたそうです。
「今日10月31日、貴校からのひまわりの種がうちの庭に降りたちました。
200分の一の確率で我が家に来てくれた5粒の種。
未だ震災の傷から癒えない福島の現状を若い高校生が気に掛けている事をとても嬉しく思います。来年大切に育て、種をお届けしようと思っております。
山梨一宮の地に着陸してくれたひまわりの種と、貴方達若いパワーにエールを送ります。」
それから数カ月がたち、再び山梨県の方から以下のメッセージと写真が届いたそうです。
「7月11日に蒔いたひまわりの種が花開きました。密に蒔いたのが良かったのか、大雨にも負けず真っ直ぐ育ちました。2階からの写真ですが、誠に圧巻です! 暫く種を太らせて福島に送らせて頂きます」