みんなの声
福島県内の取り組み
福島県飯舘村から避難中の佐々木敏雄様が
育てたひまわりをいただきました。
「ここに来たらみんなに会えるという
場所をつくりたかった。」
避難した仲間と顔を合わせる機会が少なかったことから
福島県伊達市梁川町に70アールの畑を借りて
被災前の飯舘村でも休耕田の活用に植えていたひまわりを
選んだそうです。
2012年から今まで5回の見頃を迎え
今年8月の満開時には、約210人が来場。
避難者同士の再開場所という当初の目的を超えて
多くの人が集う場所に。
飯舘村は、除染作業が終われば
来年3月にも帰還を始めるとしています。
「本当に来年帰れるかは分からないが、
今後のふるさとをどうするか、自分で道を
切り開くしかない。」
花が咲いている間は、
畑に通い訪れる方との交流を続けられるそうです。
毎日新聞 平成25年11月10日(日)掲載
佐々木様、ひまわりのお花ありがとうございます。