みんなの声
里親の取り組み
5月15日~16日にかけて島根県の里親様の、
神田様、細田様がお見えになり、福島ひまわり復興ツアーに参加なされました。
ツアーの様子をお届けいたします。
15日、お二人にはまず福島の現状を知っていただこうと講話を聞いていただきました。
この日お話を頂いたのは、看板を作っていただきましたアド・プロ工芸社の大和田様と
チームふくしまの吉成様です。
原発事故が福島与えた影響や震災直後の福島の心あたたまるお話に
真剣に耳を傾けてくださいました。
大和田様のお話は、当ブログ にもまとめさせていただいております。
その後お二人には、二件、種の贈呈式にご同席していただきました。
安達ヶ原ふるさと村様では、実際に細田様からお送り頂いた種を
ご自身の手で寄贈していただきました。
心を込めて育てられたひまわりの種が目に見える形で福島の地に植えられることに
とても感動しておられました。
続いて岳温泉の花かんざし様でも贈呈式に同席して頂きました。
お二人は この日、花かんざし様でお休みになられ福島の美味しいお酒と温泉を
ご満喫いただきました。
翌16日は土湯温泉様にて種まきを体験していただきました。
土湯温泉様では、ひまわり迷路を企画されており、広大な敷地に大量の種を植えていきます。
さすがは昨夏ひまわりを育てられた里親様。
慣れた手つきで種を植えられておられました。
種植でお疲れになった体を温泉とお食事で癒して頂き、
午後からお二人には「和」様にてボランティア活動をしていただきました。
和様は、ひまわりプロジェクトで種の袋詰めやグッズの製造を
お手伝いいただいております二本松市の知的作業施設です。
お二人にはこの日、ひまわりの缶バッジ作りを体験していただきました。
今回ツアーに参加くださった神田様は
「3.11福島の為に何かをしたいという思いがあった。
自分の種がどうなるか解らなかったが、本日その思いがはっきりと形になって見えたことで
明日の力となりました。」
と大変喜んでくださいました。
さらに、里親様や、新しく里親様になられる方々へ向け、
「ひまわりを育てるだけでも様々なドラマがある。
人の為にと思っていたが、自分のためになっていた。
ひまわりを通して家族との絆ができ、その喜び幸せから大きく広がっていく。
ひまわりを育てることがこのきっかけとなると思います。
是非、育ててみてください」
と心のこもったお話をいただきました。
神田様は、現在、島根県出雲の「はたご小田温泉」の若旦那様として
ご活躍なさっておられます。
島根県では今夏、古事記編纂1300年を記念して神話博が催されます。
ご来場の際には是非、出雲大社にほど近い「はたご小田温泉旅館」に咲く
里親様のひまわりもお楽しみ下さい。
神田様、細田様、ありがとうございます。
またのお越しをお待ちしております。