種の寄贈
種の寄贈
ひまわりの中、500騎の騎馬が行軍します。
5月29日、南相馬市原町区の相馬野馬追ひまわりプロジェクト様に
里親様のひまわりを贈呈しました。
埼玉、石川、熊本、東京の里親様から頂戴しました種を
代表して奥村健郎様がお受取り下さいました。
里親様の種は、相馬野馬追のひまわりの種植えに来てくださった
地元のボランティアの方にプレゼントされます。
相馬野馬追は、南相馬市で毎年7月に行われる伝統のイベントです。
このひまわりが植えられます太田地区では行列をなして青々とした水田の中を
甲冑をまとい太刀を帯した500騎もの騎馬武者が進む姿が見所となってました。
しかし今年は、原発事故の影響で水田の稲付は見合わせ。
象徴的な光景を見ることができなくなってしまいました。
そんな雑草の中で行列を進むのは忍びないと
「野馬追の里ひまわりプロジェクト」が発足。
休田地にひまわりを植えることとなりました。
ひまわりが植えられるのは、
野馬追の際に騎馬武者が出陣する太田神社の
前後の道沿いの田んぼ約20ヘクタールにわたる広大な敷地です。
道路南側の田んぼには
「き」「ず」「な」とひまわりアートが描かれます。
今年の野馬追は、7月28日~30日の予定で、
この時期にひまわりも満開となります。
7月29日は感謝祭として
フォトコンテストやひまわりの無料掴みとりなども
行われる予定です。
ひまわりはその後、種を採って
バイオ燃料などに加工する予定となっています。
7月、日本屈指の規模の騎馬隊行列とひまわりの共演を是非御覧ください。
野馬追の里ひまわりプロジェクト様
ありがとうございます。